若手懇談会次回講演会のお知らせ
第126回若手懇談会開催のご案内

若手懇談会会員各位

 講演会を開催いたします。奮ってご参加下さい。

1.日時   平成29年5月17日(水)
13:30〜13:55  受付
13:55〜14:00  会長挨拶・注意事項
14:00〜15:00  講演@
15:00〜16:00  講演A
16:00〜16:10  休憩
16:10〜17:10  講演B
17:15〜18:45  懇親会
2.場所 (一社)ニューガラスフォーラム B・C・D会議室
東京都新宿区百人町三丁目21番16号
日本ガラス工業センター 地下1階
(印刷用PDFファイル)




3.講演内容

講演@ 「トポロジカルデータ解析を用いた材料構造解析」
     東北大学 平岡祐章 先生
【要旨】
本講演では,パーシステントホモロジーと機械学習を融合させたトポロジカルデータ解析手法について解説を行い、その材料科学への応用についていくつかの研究を紹介する。パーシステントホモロジーとは今世紀に開発された「データの形」をマルチスケールで特徴付ける数学的手法であり,材料科学,脳科学,生命科学などの様々な分野への応用が進められている.ここではパーシステントホモロジーについてトポロジーの予備知識を仮定せずに解説し,その後にカーネル法を中心とした統計的手法と今後のマテリアルズインフォマティックスへの展望についても述べる。

講演A 「消光プロセスが生む新しい光機能性材料」
     京都大学 上田純平 先生
【要旨】
Ce3+添加Y3Al5O12蛍光体は、Ce3+の4f-5d許容遷移によるブロードで遷移確率の高い青色吸収と可視発光(青緑色〜橙色)を示すが、Ce3+添加Y3Al5-xGaxO12ガーネット(YAGG)蛍光体においては、Ga濃度増加による5d-4f発光量子効率の低下が生じる。白色LED用蛍光体としては、消光は致命的であるが、この消光を利用し、青色蓄光可能な緑色長残光蛍光体の開発に成功した。

講演B 「有田焼の発色機構について」
     佐賀県窯業技術センター 陶磁器部技術開発担当 特別研究員 白石敦則 先生
【要旨】
有田焼にとって「色」は非常に重要であり、柿右衛門の赤をはじめとする様々な有田焼の色は、400年の長い時を経て開発されてきました。今回は陶磁器の一般的な構造と「色」について紹介し、合わせて未だ明確には解明されていな「辰砂釉」と呼ばれる銅を用いた赤色釉(ガラス)の発色機構について、シンクロトロン光分析等を用いて調査した事例を紹介します。

4.会費

4,000円/名 (NGF会員企業の方)
5,000円/名 (NGF会員外の企業の方)
1,500円/名 (官、学の研究者および学生の方)
 ※当日ご持参下さい


5.出欠通知

・若手懇談会出欠通知書にご記入の上、平成29年5月10日(水)までにFAX又はメールにて事務局・齋藤宛にご通知下さい。参加者が多数の場合は調整致します。(定員35名)
・当懇談会の会員以外の方でも上記の会費でご参加いただけます。
・参加・入会を希望される場合、出欠通知書に必要事項を記入し、お申し込みください。
・各講師の先生に質問・リクエスト等ありましたら、出欠通知書に御記入ください。



6.問い合わせ先

(一社)ニューガラスフォーラム http://www.newglass.jp/
東京都新宿区百人町三丁目21番16号
日本ガラス工業センター 2階
     TEL:03−6279−2605 FAX:03−5389−5003
事務局担当:齋藤 E−mail:saitou@ngf.or.jp
 当日の問合せ先:090−2216−9786(事務局担当・齋藤携帯番号)
※ 前日までの御問合せは、上記ニューガラスフォーラム事務局までお願い致します。



→参加申し込み



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