若手懇談会次回講演会のお知らせ
第128回若手懇談会開催のご案内

若手懇談会会員各位

 講演会を開催いたします。奮ってご参加下さい。

1.日時   平成28年10月13日(金)
13:00〜13:30  受付
13:30〜13:50  若手懇談会総会
13:50〜13:55  会場入場(総会不参加者)
13:55〜14:00  会長挨拶・注意事項
14:00〜15:00  講演@
15:00〜16:00  講演A
16:00〜16:10  休憩
16:10〜17:10  講演B
17:15〜18:45  懇親会
2.場所 (一社)ニューガラスフォーラム B・C・D会議室
東京都新宿区百人町三丁目21番16号
日本ガラス工業センター 地下1階
(印刷用PDFファイル)




3.講演内容

講演@ 「高温ラマン散乱測定による酸化物ガラス融液の構造解析と融体物性」
     東京工業大学 矢野 哲司 (ヤノ テツジ) 先生
【要旨】
 高温溶融ガラスの物性を理解するため、ラマン分光法を適用した研究例について紹介する。ラマン分光法は、対象物質の状態に大きな制約がなく、高温高圧など様々な状態にある物質の分析法として用いられている。1500oCを超える高温状態にあるガラスに対しても適用でき、当グループではパルスレーザを用いた測定と解析を行っている。本講演では、これまでの研究とともに、融体物性の一つである気体の溶解について解説する。

講演A 「ガラスの熱粘弾性特性評価とガラスレンズのモールドプレス成形解析」
     名古屋大学 荒井 政大 (アライ マサヒロ) 先生
【要旨】
 一軸圧縮クリープ試験によりガラスの熱粘弾性特性を評価し,一般化Maxwellモデルを適用することによってガラスの緩和弾性係数を評価します。測定により得られた緩和弾性率とシフトファクターを用いて,ガラスレンズのモールドプレス成形解析やマイクロ・ナノインプリント成形解析を行った研究成果についてご紹介致します.また,温度とひずみ速度に依存するガラスの強度特性に関する実験結果についてご紹介します。

講演B 「ガラスの脆さ(もろさ)の評価技術」
     滋賀県立大学 吉田 智 (ヨシダ サトシ) 先生
【要旨】
 ガラス製品の破壊に関するトラブルは,多くの場合最優先で取り組むべき課題となるが,その原因の解明は簡単なことではない。これは,ガラスの壊れやすさの理解や,脆さに影響を与える因子に対する理解が不十分であることによると思われる。本講演では,ガラスの脆さを比較し,より深い理解を目指すために必要な評価技術を示す。さらに,ガラスの破壊や強化に関わる最近の研究トピックについても紹介する。

4.会費

4,000円/名 (NGF会員企業の方)
5,000円/名 (NGF会員外の企業の方)
1,500円/名 (官、学の研究者および学生の方)
 ※当日ご持参下さい


5.出欠通知

・若手懇談会出欠通知書にご記入の上、平成29年10月3日(火)までにFAX又はメールにて事務局・齋藤宛にご通知下さい。参加者が多数の場合は調整致します。(定員35名)
・当懇談会の会員以外の方でも上記の会費でご参加いただけます。
・参加・入会を希望される場合、出欠通知書に必要事項を記入し、お申し込みください。
・各講師の先生に質問・リクエスト等ありましたら、出欠通知書に御記入ください。



6.問い合わせ先

(一社)ニューガラスフォーラム http://www.newglass.jp/
東京都新宿区百人町三丁目21番16号
日本ガラス工業センター 2階
     TEL:03−6279−2605 FAX:03−5389−5003
事務局担当:齋藤 E−mail:saitou@ngf.or.jp
 当日の問合せ先:090−2216−9786(事務局担当・齋藤携帯番号)
※ 前日までの御問合せは、上記ニューガラスフォーラム事務局までお願い致します。



→参加申し込み



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