若手懇談会前回例会
85回講演会報告について


第85回若手懇談会開催報告

【日時】2006年10月20日(金)13時30分〜19時
【場所】(社)ニューガラスフォーラム 田中田村町ビル8階A・B・C会議室
【参加人数】32名(講師2名、事務局は除く)

【講演内容】
 今回の若手懇談会は「大先輩に学ぶ!」をテーマに、山根先生(東工大・名誉教授)と伊藤先生(旭硝子)にご講演していただいた。これまでの研究生活を振り返っていただき、若手への激励に富んだ内容に、参加者の満足度が大きな懇談会であった。


[講演1]「ガラスの研究40年 ―諸先輩・同僚の貴重な言葉と実体験」
      東京工業大学・名誉教授 山根 正之 先生

 山根先生は名著「初めてガラスを作る人のために」の著者で、私も15年前にこの本を教科書にして卒業研究を初めたことが昨日のように思えた(今でも、この本は手が届くところに置いてあります)。
 先生が研究と教育の場で得られた教訓を、直接にあるいは間接に関ってこられた人々の“言葉”として数多くご紹介していただいた。また、結晶化ガラスの研究から「測定試料を良く観察すると、しばしば予想しなかった新しい発見がある。」ことを伺い、強く共感をさせていただいた。良いデータを得るためには細心の注意と、大胆な切り口が重要であることを学ばせていただいた。


[講演2]「ガラスの科学と商品開発」
      旭硝子株式会社 中央研究所・特別研究員 伊藤 節郎 先生

 講演の当日は伊藤先生の“定年”の記念日であった(今後も会社には残られるとのこと)。このような記念日にご講演を引き受けていただいたことにあらためて感謝したい。
   講演では学生時代、若手時代の論文のフロントページをスライドに写し、その時々のエピソードを丁寧にお話いただいた。ガラスの話題としては、「結晶化ガラス」から「計算機シミュレーションによる破壊プロセス」まで幅広い話題を提供していただいたが、すべてのお話にガラスへの深い“愛情”を感じる内容であった。



 今回の講演企画は若手懇談会会長・中根さんの“思い”がきっかけとなった。このような会合では、役員自身が楽しむ事が参加者の満足度を向上させることを、あらためて感じ。私自身も大いに楽しませていただいた。
 伊藤先生がご紹介していただいた論文の中に、私が学部生時代に指導教官から始めて手渡された参考資料が含まれており、山根先生のご講演と合わせて“自分の原点”を見つめ直す機会ともなった。
 講演会の後には恒例の懇親会が開かれ、大いに盛り上がった。
 今回の懇談会で、今の役員チームの仕事は終了です。次回以降は新会長の佐藤さんを中心に、新メンバー(留任も含む)での企画がスタートします。今後も益々多くの方のご参加を希望します。よろしくお願いします。

以上

2006年11月30日
若手懇談会 副会長
松本 修治



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