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Asahi Glass Co., Ltd Nippon Sheet Glass HOYA Glass Nippon Electric Glass Central Glass

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最新号目次


Serial No.124 cover photo NEW GLASS
Vol.33 No.2 2018
(Serial No.124)
表 紙:体内の病変部の早期診断・早期治療をサポートする内視鏡は,HOYA の光学設計技術,精密加工技術,エンジニアリング技術の集大成と言える。[写真提供:HOYA 株式会社]


巻頭言

会長就任にあたって ------- p.1 [試し読み]

 「ニューガラス産業の基盤整備および振興を図り、もって我が国産業の発展と国民生活の向上および国際経済の繁栄に寄与する。」1988 年13 号の本誌巻頭言でニューガラスフォーラム会長に就任した当社前社長の山中 衛は本フォーラム創立の目的をこのように振り返ったうえで、地球にやさしいニューガラスとはどんなものかを考えてほしいと提議している。

一般社団法人ニューガラスフォーラム会長HOYA(株)代表執行役最高経営責任者(CEO)  鈴木 洋


特集「ガラス技術と関連したゾル−ゲル法」

1)ガラス関連ゾル−ゲル科学技術の動向:学術雑誌掲載論文の検索に基づく調査 ------- p.3 [試し読み]

最近,文献検索に基づいてゾル−ゲル科学技術の動向を調査し,記事を書く機会をもった。ゾル−ゲル法に関連する論文の数について、国・地域別動向を調べるとともに,応用分野・形態別動向についても調べた。ゾル−ゲル関連論文の増加率が全科学技術関連論文のそれよりも大きいこと,その中でも「光学」「電気・電子」「光触媒・太陽電池」に関連する論文が,数の上でも増加傾向の上でも目立つことがわかった。一方

関西大学 幸塚 広光

2)ゾル-ゲル法で作製する液滴の滑落性に秀でた透明ハイブリッド皮膜 ------- p.9 [試し読み]

蓮の葉の驚異的な撥水性を模倣した人工材料に関する研究が,最近の世界的なバイオミメティクスブームにも乗り再び活況を呈している。しかしながら,累計1万報以上の論文が出ている旺盛な基礎研究とは対照的に,超撥水材料の実用化は思うように進んでいない。超撥水/ 超撥液表面(水/油等の液滴の接触角が150°を超える表面)を作製するには,

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 穂積 篤 他1名

3)白いシリカ粒子と黒いカーボン粒子からなる構造色コーティング膜 ------- p.13 [試し読み]

人類が地球上に登場して以来,色の利用はその生活に密接に関わってきた。考古学者によれば,先史時代,人類はその身体に顔料を塗っていたとされており,また古代ギリシャ時代の神殿は,当時はその上部は赤や青などの彩色がされていたといわれている。現代においても色は様々なかたちで活用されている。例えば自動車は多彩な色で塗装されており,その自動車の運転者に情報を提供する交通標識では,

広島大学 片桐 清文

4)シランカップリング剤の種類とガラスへの応用 ------- p.17 [試し読み]

シランカップリング剤は,その分子中に無機材料と化学結合する無機反応性基と,有機材料と化学結合する有機反応性基の2 種以上の異なった反応性基を有する有機ケイ素化合物である。有機材料は,エポキシ系,アクリル系,ウレタン系樹脂など多岐に渡る材料が汎用的に用いられ,また各々の樹脂を形成するにあたって使用される化学反応が異なるため,それらに適応するような様々な有機反応性基を持った製品が種々ラインナップされている。

信越化学工業(株) 安田 成紀

5) ゾルゲル法を利用した機能ガラス ------- p.20 [試し読み]

旭硝子はゾルゲル法を使用して形成したコーティング膜を有する機能ガラスを数多く商品化し、世の中の皆様にお使いいただいている。商品化した機能ガラスは自動車用窓ガラス、ビルディング産業用ガラス、ディスプレイ用ガラスなど様々な市場で防汚性、撥水性、意匠性、紫外線遮蔽性、遮熱性、低反射性、帯電防止性等の優れた機能を発揮し、お客様の生活を豊かにするために貢献していると考えている。

AGC(株) 平社 英之

6)SUFA:透明断熱材 ------- p.23 [試し読み]

SUFA(Super Functional Air のアクロニム)は常圧乾燥法で作製したPMSQ有機-無機ハイブリッド透明断熱材である。京都大学大学院理学研究科の中西先生,金森先生との共同研究で開発された。現在使われている断熱材料の多く(例えばグラスウールや発泡ポリマーなど)は透明ではない。そのため,建物や自動車の窓といった透明でなければならない部分には断熱材を使うことができず,そこからの熱損失は,低エネルギー消費社会を実現して行く上で大きな課題となっている。

ティエムファクトリ(株) 會澤 守


いまさら聞けないガラス講座

シリカガラスにおける点欠陥 ------- p.27 [試し読み]

結晶での欠陥(格子欠陥)は「原子の規則配列が局所的に乱れた状態」として定義され,孤立した欠陥である点欠陥のほかに,線欠陥(転位)や面欠陥などがある。一方,非晶質は原子配列がランダムとされているが,規則性を欠いているのは中・長距離秩序で,第一配位圏の短距離秩序は対応する結晶と大差ないことが多い。ゆえに,非晶質でも「短距離秩序が局所的に乱れた状態」として点欠陥を定義できる。

首都大学東京 梶原 浩一


研究機関紹介

1)ペンシルバニア州立大学滞在記 ------- p.32 [試し読み]

筆者は2014年1月から2015年12月の2年間, 米国ペンシルバニア州立大学(The Pennsylvania State University, 通称Penn State)に客員研究員として留学する機会をいただいた。本稿では,滞在したPenn State や滞在中の研究や生活について紹介させていただく。

AGC(株) 安間 伸一

2)フランスUniversit de Rennes 1でのカルコゲン化物ガラス研究留学体験記 ------- p.35 [試し読み]

フランスのレンヌ第一大学Universit de Rennes 1 にて2ヶ月半,カルコゲン化物ガラスの研究を行いました。筆者は大学入学当初から,語学力の向上のために留学に行きたいと考えていました。せっかく行くのであれば,海外の研究機関に触れたいとも考えていました。そこで所属研究室の角野広平教授に, レンヌ第一大学Universit de Rennes 1 でカルコゲン化物ガラスの研究チームを率いていられるJean-Luc Adam 教授に

京都工芸繊維大学 木津 美咲


ニューガラス関連学会

1)「The 28th Meeting on Glasses for Photonics」参加報告 ------- p.38 [試し読み]

日本セラミックス協会ガラス部会フォトニクス分科会の主催によるThe 28th Meeting on Glasses for Photonics が1月23日(火),京都大学吉田南キャンパスにて開催された。前日22日は低気圧の発達により,都内では大雪警報が発表されていた。筆者は23日の午前に発表を予定していたことから,万が一を考えて現地への前日入りを決意した。

東北大学 高橋 儀宏

2)セラミックス協会2018年年会参加報告 ------- p.41 [試し読み]

2018年3月15日より3日間,東北大学川内北キャンパスにて日本セラミックス協会2018年年会が開催された。初日は最高気温が19℃であったのに対し,2日目,3日目は9℃近くと寒暖差が目立ったが大きく天候が崩れることもなかった。1日目は透過型電子顕微鏡(TEM)に関する基礎セミナーとサテライトプログラムが行われたのち,口頭発表とポスター発表が行われた。

AGC(株) 梶原 貴人

3)溶融シミュレーション研究会活動報告 ------- p.44 [試し読み]

ガラスは、その特性から幅広い分野で利用されている。用途に応じたガラスを製造するための溶解炉は世界中に存在しており、大量の化石燃料が消費されている。近年、化石燃料価格は高騰している。また、地球環境保全の観点から、NOxやCO2等が含まれる燃焼排ガスの抑制への関心が強くなっている。そのため、今日のガラス製造現場において、省エネルギーへの取り組みは必須事項となっている。

日本山村硝子(株) 札場 誠司


新製品・新技術紹介

1)グラデーション変化する調光ガラスの開発 ------- p.46 [試し読み]

酸化タングステンや酸化モリブデン、プルシアンブルーなどの無機系物質や、ビオロゲンやπ共役系高分子(ポリチオフェンやポリアニリン)などの有機系物質は、エレクトロクロミック(EC)物質(電気化学的酸化還元により色が変わる物質)であり、調光ガラスとしての応用がこれまでに検討され、ボーイング787 の窓や、車の防眩ミラー、建物の窓などとしての実用化が進んできている。

国立研究開発法人 物質・材料研究機構 樋口 昌芳

2)結晶化ガラスを用いた全固体ナトリウムイオン二次電池の開発 ------- p.49 [試し読み]

高性能二次電池の主流であるLi イオン二次電池(LIB)は、モバイル機器だけでなく電気自動車等の分野でも高容量で軽量な電源として用いられている一方で、LIB は可燃性の有機系電解液の使用による発火事例が報告されており、安全性の問題が指摘されている。その解決策として、電解質に可燃物を使用しない全固体Li イオン二次電池の研究が実施されているが、

日本電気硝子(株) 佐藤 史雄

3)貫通穴付ガラス基板(TGV)の開発 ------- p.51 [試し読み]

近年のスマートフォンの普及による大容量のビデオデータ利用拡大に加えて,スマートメガネ,スマートウォッチ等の小型電子デバイスの利用シーンも増加し,またIoT時代の到来によって,電子機器に求められる薄型,高速通信,低消費電力といったニーズは益々強いものとなってきている。こういった用途を実現するために電子基板にはこれまで以上に高精細化が求められている。

日本板硝子(株) 宮内 太郎


新刊紹介

ゾル-ゲルテクノロジーの最新動向 ------- p.54 [試し読み]

シーエムシー出版から新材料・新素材シリーズの新刊として、「ゾル-ゲルテクノロジーの最新動向」が2017年7月に発刊された。本書は、日本ゾル?ゲル学会の現会長でもある関西大学の幸塚広光先生の監修によるものであり、日本におけるゾル-ゲル法の基礎研究から応用開発に至るまでの広範な内容を集成したものとなっている。ゾル-ゲル法全般における現状をまとめた和書としては、

京都大学 金森 主祥


関連団体

2018年「第8回定時総会」報告 ------- p.57 [試し読み]

2018年6月4日(月)、日本ガラス工業センタービル内会議室において、第8回ニューガラスフォーラム定時総会が開催されました。定時総会では、2017年度事業報告案ならびに収支実績案と2018年度事業計画案ならびに収支予算案が全会一致で承認されました。

(一社)ニューガラスフォーラム 事務局


コラム

板硝子協会について ------- p.59 [試し読み]

日本におけるガラス産業の歴史から話を始めるとこの機関誌一冊を使っても書ききれないことになるので板硝子協会設立から話を始める。板硝子協会の前身は古くをさかのぼれば,昭和13年に当時の商工省の指令し従い業者の自主統制と時局に即応した硝子事業の振興及び発展を目的とて設立された「板硝子協議会」である。

板硝子協会 森谷 茂明



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