若手懇談会次回講演会のお知らせ
第137回若手懇談会開催のご案内

講演会を開催いたします。奮ってご参加下さい。



1.日時   2020年2月17日(月)
13:30〜13:55  受付
13:55〜14:00  会長挨拶・注意事項
14:00〜15:00  講演@
15:00〜16:00  講演A
16:00〜16:10  休憩
16:10〜17:10  講演B
17:15〜18:45  懇親会

2.場所
(一社)ニューガラスフォーラム B・C・D会議室
東京都新宿区百人町三丁目21番16号
日本ガラス工業センター 地下1階


3.講演内容

講演@「マテリアルズ・インフォマティクスを適用した材料開発ソリューションとその可能性」

株式会社日立製作所 森田 秀和(モリタ ヒデカズ)先生

【要旨】
材料開発のグローバルな競争が激化し、より短期間・低コストでの材料開発が課題となっている。この課題に対し、日立は多様な材料データから材料開発の指針を見出すマテリアルズ・インフォマティクスを適用した「材料開発ソリューション」を提供中である。「材料開発ソリューション」は、データベース、機械学習、AIなどを活用し、効率的な材料選定および性能検証を実現する短期間・低コストでの材料開発を支援しており、本講演では、その現状と今後このソリューションに期待される展望について解説する。

講演A「電波シールド材料と電波吸収体による建築電磁環境の制御と応用」

名古屋工業大学 伊藤 洋介(イトウ ヨウスケ)先生

【要旨】
建築電磁環境においては、電子機器から漏洩する電波による情報漏洩や、無線LANと電子レンジなど同じ周波数帯の電波を利用する機器同士の干渉などが問題となっている。 本講演では、電波シールド材料を用いた電波遮蔽と、電波吸収体による電波吸収を適切に使い分け、建築空間の電波を制御する方法について解説する。また、従来の受動的な電波吸収体の利用法と異なり、能動的に自ら電波を出力し、電波吸収体によって熱エネルギーに変換する融雪システムの設計と活用について解説する。

講演B「高非線形光ファイバによる光波の創生制御」

豊田工業大学 大石 泰丈(オオイシ ヤスタケ)先生

【要旨】
中赤外域には、種々の分子の光吸収帯があるため、中赤外分光は医薬品の精密解析、環境ガスの精密計測、癌の細胞レベルでの検出、気象環境観測、麻薬・劇薬物の検出等の多くの分野への応用が期待されている。しかし、それら応用に応えられるコヒーレント光発生技術が確立されていない。我々は独自に開発した高非線形ガラスを用いたフォトニック結晶ファイバ技術を発展させ、その優れた赤外透過特性・高非線形特性を利用して、中赤外領域にまでおよぶ光周波数コム等の新規な高コヒーレント光の発生および制御技術の開拓を行っている。

4.会費

4,000円/名 (NGF会員企業の方)
5,000円/名 (NGF会員外の企業の方)
1,500円/名 (官、学の研究者および学生の方)
 ※当日ご持参下さい


5.参加申込

・若手懇談会参加申込書にご記入の上、2020年2月7日(金)までにFAX又はメールにて事務局・齋藤宛にご通知下さい。参加者が多数の場合は調整致します。(定員35名)
・当懇談会の会員以外の方でも上記の会費でご参加いただけます。
・入会を希望される場合、会員登録申込書Excelファイルに必要事項を記入し、FAX又はメールにてお送り下さい。
・各講師の先生に質問・リクエスト等ありましたら、参加申込書に御記入ください。


6.問い合わせ先

(一社)ニューガラスフォーラム http://www.newglass.jp/
東京都新宿区百人町三丁目21番16号
日本ガラス工業センター 2階
TEL:03-6279-2605 FAX:03-5389-5003
事務局担当:齋藤 E-mail:saitou@ngf.or.jp
当日の問合せ先:090-2216-9786(事務局担当・齋藤携帯番号)
※ 前日までの御問合せは、上記ニューガラスフォーラム事務局までお願い致します。

(講演案内PDF)



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