若手懇談会次回講演会のお知らせ
第142回若手懇談会開催のご案内

講演会を開催いたします。奮ってご参加下さい。



1.日時   2021年5月17日(月)
    13:50〜13:55  会長挨拶・注意事項
    14:00〜14:50  講演@
    14:55〜15:45  講演A
    15:45〜15:55  休憩
    15:55〜16:45  講演B

2.開催方法
Microsoft Teams を使用したWeb開催
*お申込者様に、事務局より「ユーザーを招待」のURLを配信いたします。
また、参加者様へ事前に「Web開催注意事項」を送付いたします。


3.講演内容

講演@「光学ガラスの基礎」

株式会社住田光学ガラス 沢登 成人(サワノボリ ノリヒト)先生

【要旨】
撮像レンズなどに用いられる光学ガラスの基本物性は屈折率である。多種類の光学ガラスを屈折率で分類するアッベダイアグラムを基に組成的な特徴や光学的物性について概説する。

講演A「ガラスの透明性について−赤外透過ガラスを例として−」

京都工芸繊維大学 角野 広平(カドノ コウヘイ)先生

【要旨】
光に対する透明性は、ガラスの材料としての最も重要な特徴の一つである。なぜガラスは透明であるのか、どのような光を透過するのか、それを決定しているのは何かなどについて、光と物質との相互作用の観点から解説する。後半では、近年注目されている赤外透過ガラスについて紹介する。私たちは、様々な化合物やその混合物がガラスを形成することを知っている。そういった系のガラス形成やガラスの構造、物性、とりわけ光学的な物性との関連について解説し、赤外透過ガラスの特徴と今後の課題などについても触れる。

講演B「結晶化と構造制御による光機能性ガラスの創成」

産業技術総合研究所 篠崎 健二(シノザキ ケンジ)先生

【要旨】
ガラスを構成するカチオン及びアニオンの結合性に基づき材料設計を行うことで、ガラスの短距離・中距離構造を設計した研究について紹介する。我々は、これを利用した典型的な蛍光体結晶に匹敵する特性を有する蛍光ガラス開発や、高速の核形成を可能にする新規ガラス組成とそれを利用したアップコンバージョンナノ結晶化ガラスを開発してきた。本講演では光機能ガラス、結晶化ガラスの研究について講演者のこれまでの研究を中心に解説する。

4.会費

3,000円/名 (NGF会員企業の方)
4,000円/名 (NGF会員外の企業の方)
1,000円/名 (官、学の研究者および学生の方)
 *会費は2021年5月17日(金)までに下記振込先へお振込願います。なお、振込手数料は参加者負担にてお願い致します。
 振込先:一般社団法人ニューガラスフォーラム(短縮する場合は(シャ)ニューガラスフォーラム) 三菱UFJ銀行 本店 普通口座 7649655


5.参加申込

・若手懇談会出欠通知書にご記入の上、2021年5月7日(金)までにFAX又はメールにて事務局・齋藤宛にご通知下さい。参加者が多数の場合は調整致します。(定員になり次第締め切らせていただきます。定員30名)
・当懇談会の会員以外の方でもご参加いただけます。
・参加・入会を希望される場合、出欠通知書に必要事項を記入し、お申込みください。
・各講師の先生に質問・リクエスト等ありましたら、出欠通知書に御記入ください。
・講演会終了後、今後の若手懇談会の参考にさせて頂くため、簡単なアンケートにご協力をお願いしております。出欠通知書にメールアドレスの記載をお願い致します。


6.問い合わせ先

(一社)ニューガラスフォーラム http://www.newglass.jp/
東京都新宿区百人町三丁目21番16号
日本ガラス工業センター 2階
TEL:03-6279-2605 FAX:03-5389-5003
事務局担当:齋藤 E-mail:saitou@ngf.or.jp
当日の問合せ先:090-2216-9786(事務局担当・齋藤携帯番号)
※ 前日までの御問合せは、上記ニューガラスフォーラム事務局までお願い致します。

(講演案内PDF)



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