若手懇談会次回講演会のお知らせ
第152回若手懇談会開催のご案内

講演会を開催いたします。奮ってご参加下さい。



1.日時   2024年2月9日(金)
    12:45〜13:00 受付
13:00〜13:05 会長挨拶・注意事項
13:05〜14:25 講演@基礎
14:25〜15:20 講演A応用
15:20〜15:30 休憩
15:30〜16:25 講演B応用
16:25〜17:30 懇親会 ※アルコール/ソフトドリンクと軽食の提供を予定しています。

2.開催方法   現地開催
* (一社)ニューガラスフォーラム B・C・D会議室
  東京都新宿区百人町三丁目21番16号
  日本ガラス工業センター 地下1階


3.講演内容

講演@ 「ガラスの分相と結晶化」

京都工芸繊維大学材料化学系 教授
若杉 隆 (ワカスギ タカシ) 先生

【要旨】
 ガラスの分相と結晶化のメカニズムを熱力学的観点から解説する。また、示差熱分析を用いた結 晶化プロセスの解析について実例を挙げて説明する。
講演A 「「分相法ポーラスガラス(SPS-PG:Spinodal phase separation method porous glass)-過去/現在 応用と未来-」

株式会社 環境レジリエンス 代表取締役社長
国立大学法人 北陸先端大学院大学客員教授 兼 インダストリアルアドバイザー
長澤 浩 (ナガサワ ヒロシ) 先生

【要旨】
 分相法ポーラスガラスは、ガラス骨格で出来た制御された細孔を持つ多孔体。1934 年に発明された が、1979 年に 10nm〜100μm 迄のマクロ構造を実現させる事に成功し、これにより各種応用分野への 展開が可能となり、これまでに液体クロマト充填基材や限外ろ過膜、精密ろ過膜、原子力関連では、 セシウム/ストロンチウム吸着材、バイオ関連では DNA チップや核酸合成担体、細菌検出、化学セン サーへの応用、SW-CNT 合成担体や、人工物メトリクス認証材としての応用開発を行った。現状と発 展、今後の可能性を解説する。
講演B 「ナノ粒子分散による強靭なガラスの開発」

産業技術総合研究所 ナノ材料研究開発部門 主任研究員
大阪大学大学院工学研究科 准教授
篠崎 健二 (シノザキ ケンジ) 先生

【要旨】
 脆さはガラスの最大の課題の一つである。ガラスの脆さは応力集中が原因である。ガラスの本質 的な破壊靭性を向上させるためのアプローチとして我々は結晶化やナノ粒子分散など異なる変形 挙動を示す微小領域を導入することを提案してきた。本講演では我々が研究している微量の添加に よりガラスの破壊靭性を向上させるアプローチについて解説する。
4.会費

4,000円/名 (NGF会員企業の方)
5,000円/名 (NGF会員外の企業の方)
1,500円/名 (官、学の研究者および学生の方)
*会費の支払い方法:@事前振込 or A当日支払い
@の場合、講演資料の事前送付有り
(2024 年 2 月 7 日(火)に、事務局斎藤からメールで講演資料の保管先リンクを送付)
Aの場合、講演資料の事前送付無し(当日、紙資料配布)

@ 事前振込
会費は 2024 年 2 月 2 日(金)までに下記振込先へお振込願います。なお、振込手数料は参 加者負担にてお願いします。なお、請求書、領収書が必要な方は事務局までご連絡願います。
振込先:一般社団法人ニューガラスフォーラム(短縮する場合は(シャ)ニューガラスフォ ーラム) 三菱 UFJ 銀行 本店 普通口座 7649655
A 当日支払い
現金でのご用意をお願いします。請求書、領収書は当日お渡しします。


5.出欠通知

・「第152回若手懇談会」参加申込書にご記入の上、2024年1月30日(火)までにメールにて事務局・齋藤宛にご通知下さい。参加者が多数の場合は調整致します。(定員になり次第締め切らせていただきます。定員30名)
・当懇談会の会員以外の方でもご参加いただけます。
・参加・入会を希望される場合、会員登録申込書に必要事項を記入し、お申し込みください
・各講師の先生に質問・リクエスト等ありましたら、参加申込書に御記入ください
・講演会終了後、今後の若手懇談会の参考にさせて頂くため、簡単なアンケートにご協力をお願いしております。参加申込書にメールアドレスの記載をお願い致します。



6.問い合わせ先

(一社)ニューガラスフォーラム http://www.newglass.jp/
東京都新宿区百人町三丁目21番16号
日本ガラス工業センター 2階
TEL:03-6279-2605 090-2216-9786(携帯)
FAX:03-5389-5003
事務局担当:齋藤 E-mail:saitou@ngf.or.jp



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