ガラス産業連合会(GIC)
一社)ニューガラスフォーラム(NGF)
ガラス産業連合会および(一社)ニューガラスフォーラムは、このたび、短期的な視点に捉われずにガラス分野の発展に貢献する可能性を秘めた研究提案をしていただいた若手の研究者に対して、研究助成制度を新たに発足することにいたしました。
大学等における若手・中堅の研究者が実施するガラスの学術的研究に対して、産業界から支援を行い、ガラス材料に関する基礎的研究の推進を後押しし、大学等教育機関におけるガラス材料研究者の育成を図ることを目的として支援を行います。ガラス材料研究において、自由な発想に基づいた挑戦的な研究の応募を期待いたします。
ガラス構造、ガラス転移、構造緩和、破壊と脆さ、結晶化、分相、化学的浸食、組成物性相関の予測
<製造技術>融液の高温物性、新規溶融技術、成形加工技術、強化技術
<環境対応技術>非炭素燃料燃焼、排ガス処理、CO2回収、リサイクル、廃熱利用
<評価技術>表面解析、残留応力解析、均質性評価、屈折率分布評価、先端分析技術
1件あたりの研究助成額の上限は、900万円/期間、最低額 500万円/期間とします。
研究期間は2022年4月から3年間。
本プログラムはガラス産業界からの寄付金に基づいて運用しています。助成金と採択件数は、寄付金の総額、および研究提案内容により決定します。また助成金の振り込みは2022年5月を予定しています。
1-2件程度の予定
以下の費用を申請可能です。費目間の分配比率に指定はありません。
申請できないもの
以下の点を参考にして選考を行います。
選考は、(一社)ニューガラスフォーラム ガラス研究振興協力会研究審査会にて行います。
研究助成金を研究者個人の口座へ振込むことはできません。研究者の所属機関宛に寄附金として贈呈しますので、所属機関の研究費使用規程に従って会計処理をお願いいたします。
下記の書類のご提出、ならびに中間報告会、終了報告会でのプレゼンテーションをお願いします。
1. 振込依頼書: | 研究機関ごとに初年度期首に提出 |
2. 予算申請書: | 分割払いの場合は、毎年度期首に提出 |
3. 顔写真: | 採択時に提出 |
4. 研究経過報告: | 年度末に提出 |
5. 決算報告書: | 年度末と終了時に提出 |
6. 研究支援期間中の中間意見交換会 | 非公開 |
7. 研究結果報告: | 研究期間終了後に提出。オープンにします。 |
8. 研究発表会: | 研究期間終了後。オープンにします。 |
9. その他学術団体等の会合での発表: | ガラス研究振興協力会からの要請に基づいてお願いすることがあります。 |
研究成果に基づいた特許または実用新案などの知的財産に関して、ガラス産業連合会(GIC)およびニューガラスフォーラム(NGF)は権利を主張しません。
本研究振興プログラムに採択された研究の結果については、積極的な論文発表や口頭発表をお願いいたします。論文発表等にあたり、GIC/NGFからの研究支援を受けた旨をお書き添えください。
提出いただいた個人情報は、研究振興プログラム以外の目的には使用いたしません。
内容についてご不明な点がございましたら、下記までお問合せください。
一般社団法人ニューガラスフォーラム ガラス研究振興協力会
(事務局)
松野 matsuno@ngf.or.jp、
種田 taneda@ngf.or.jp