若手懇談会若手懇談会 第56回例会始末記


第56回若手懇談会は以下の内容で行われました。

日時:2000年1月18日(火)

場所:(社)ニューガラスフォーラム5F会議室


講演
  (1)「環境問題に適正に対処する」
    東京大学生産技術研究所 教授 安井至 先生
  (2)「環境負荷低減のためのガラスビンの新技術」
    キリンビール株式会社 パッケージ研究所 部長代理 白倉昌 先生

 安井先生  白倉先生  懇親会風景

参加者:28名

内容:
 2000年最初の懇談会として現在注目を集めている環境問題をキーワードに2件、1時間30分の講演が行われました。

 安井先生からは環境学の立場から、環境問題に対して今後我々がどのように対処してゆくべきかをダイオキシンを例に挙げてご講演戴きました。 話題のみが優先してマスコミからの報道に左右されがちですが、それを鵜呑みにして短絡的に対処するのではなく、その情報の信頼性を十分吟味して「真の環境負荷低減に必要なのは何か」を見極める力がいかに必要かを改めて認識することができました。

 また、白倉先生からは企業側の取組み例として、ガラスビンの軽量化及びリサイクル化についての開発成果を御講演戴きました。 軽量化については耐洗浄性向上の為のコーティング条件の最適化に関する成果をご紹介戴き、リサイクル化については有機無機ハイブリット膜を使った着色法の開発をご紹介戴きました。

 最後に恒例の懇親会が行われ、活発な交流が行われました。今回は新体制での最初の会合ということもあり不慣れな部分もあったと思いますが、新メンバーを加えて内容も益々充実させていきたいと思いますので今後とも奮ってご参加下さい。


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