若手懇談会若手懇談会 第59回例会始末記


第59回若手懇談会は以下の内容で行われました。

日時:2000年8月7日(月)

場所:東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻藤嶋研究室


 (1) 講演
   「光触媒の現状と将来」
    東京大学大学院工学系研究科 藤嶋昭教授
 (2) 研究室見学
   「ダイヤモンド薄膜形成装置」

 藤嶋先生講演風景  工学部5号館  プラズマCVD装置見学風景  見学風景  懇親会風景

 参加者:31名

内容:
 今回はガラス工業センタービルを離れ、東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻藤嶋研究室を訪問致しました。
 先ず藤嶋先生より「光触媒の現状と将来」と題して当研究室で行われてきた研究成果を中心に光触媒の現状と未来の展望についてご講演いただきました。酸化チタンのもつ酸化還元機能、超親水性発現機能といった光触媒機能について、それをいかに生活に密着した形で実用化に結びつけていったか具体例を挙げながら大変判りやすく御講義いただきました。また最近の研究としてダイヤモンドの製膜やその技術を応用したハニカム材料への展開等についてもご紹介いただきました。

 引続き研究室を見学させていただきましたが、ここではマイクロ波プラズマCVD法によるダイヤモンドの製膜装置について、出来上がったばかりのサンプルを見せていただきながら大変熱心に説明して戴きました。

 今回は外部開催にもかかわらず通常の例会を上回る31名が出席し、大変盛況な見学・講演会となりました。またその後の懇親会にも多数の方に出席していただき、猛暑の中 大変充実した懇談会となりました。


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