若手懇談会若手懇談会 第60回例会始末記


記念すべき第60回若手懇談会は以下の内容で行われました。

日時:2000年10月6日(金)

場所:豊田工業大学フォトンテクノロジー研究センター


 (1) 講演
   「先端フォトンテクノロジー研究センターの紹介」
   「豊田工業大学におけるシリカガラスの材料研究」
    先端フォトンテクノロジー研究センター長 生嶋明教授
 (2) 研究室見学
    先端フォトンテクノロジー研究センター助手 斎藤和也先生

 生嶋先生を囲んで  斎藤先生と見学風景  超高温光散乱測定装置  懇親会風景

 参加者:17名

内容:
 初めに生嶋先生から豊田工業大学の設立経緯・特色についてご紹介頂き、先端フォトンテクノロジーセンター設立の背景、および目的についてご説明頂きました。引き続き講演ではシリカガラスの構造緩和、2次光非線形性について、石英のみならずガラス材料材料の研究に携わる者として大変興味深い研究成果をご紹介頂きました。
 更に斎藤先生にご説明頂きながら超高温光散乱測定装置、広波長域分光測定装置、超短光パルスレーザー装置、非線形光学特性測定装置、真空紫外分光装置など研究所内の設備を見学させて頂きました。これら装置のなかでは石英ガラスのTg付近での測定を行うために約2000℃迄の測定が対応できるものも揃えられており、石英材料における構造欠陥の解析や光学特性の向上を検討する上で大変興味深いものでした。
 最後に生嶋、斎藤両先生を迎えての懇親会が行われ、活発な交流・討論が行われました。今回の見学に際して暖かく受け容れて下さり、いろいろとご準備頂いた両先生に心から感謝申し上げます。


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