若手懇談会第72回若手懇談会始末記


第72回若手懇談会は以下の内容で行われました。

日時:2003年7月25日(金)

場所:(独)産業技術総合研究所・関西センター


講演:
 (1) 「研究所及び研究の概要説明」
    (独)産業技術総合研究所 光技術研究部門 ガラス材料技術グループリーダー   西井 準治 先生
 (2) 「着色ガラスの再資源化と蛍光ガラスの作製」
    (独)産業技術総合研究所 生活環境系特別研究体 生活環境素材研究グループ   赤井 智子 先生
 (3) 「半導体ナノ粒子とそれを用いたナノガラス蛍光体の作製」
    (独)産業技術総合研究所 光技術研究部門 ガラス材料技術グループ   村瀬 至生 先生

 西井先生の講演  赤井先生の講演  村瀬先生の講演  見学会風景  懇親会風景

 参加者:30名(事務局3名除く)

内容:
 今回はNGF事務局のある新橋を離れ、大阪(池田)にある産業技術総合研究所を訪問して見学会を行ないました。
 まず、西井グループリーダーに研究所及び研究の概要についてご説明していただきました。引続き、「着色ガラスの再資源化と蛍光ガラスの作製」および「半導体ナノ粒子とそれを用いたナノガラス蛍光体の作製」といった最近話題の2つの研究テーマについて、赤井研究官および村瀬研究官よりご説明を頂きました。2件とも“蛍光”を題材としたご報告でしたが、廃着色ガラスをリサイクルしたガラスを利用する、または、半導体ナノ粒子をゾル−ゲル法によってガラス中に分散させるなど、ガラスの付加価値を高め、ガラス材料としての可能性の広がりを感じさせる大変興味深い内容でした。
 続く見学会は3つのグループに分かれて行なわれ、展示パネルや実物を見せながら大変熱心に説明して頂き、活発な質疑もあって盛況な見学会になりました。
 今回は、暑い中大阪で行なわれたにもかかわらず大勢の方にご出席して頂き、大変充実した見学会となりました。今年の活動も残すところあと1回となりましたが、次回も大勢の方の参加をお待ちしております。


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